13時間 ベンガジの秘密の兵士の作品情報・感想・評価

「13時間 ベンガジの秘密の兵士」に投稿された感想・評価

【ゾンビランドへようこそ】

まずこの映画を観る前に「イノセンス・オブ・ムスリム」という作品が引き金になっていること、そしてそれをきっかけに何が起きたのかということを把握しておく必要があるかもしれない。

歴史的事実を題材にした作品を観る場合、ある程度「時代背景」や「政治情勢」なんかも知っておくと、より物語が分かりやすくなるものだが、今回の事件はつい最近(2012年)の事件でありながら、僕の記憶の中ではぼんやりとしたものだった。
「また中東のゴタゴタでしょ・・・」みたいな。とっても不謹慎な感覚ですが。

で、その辺の事前知識無しで見始めたもんだから「何故?」「ここどこ?」「君たちは誰?」と設定を飲み込むまでに結構時間を費やしてしまった。
物語の導入部分自体もどこかスローというか、期待していた戦争アクションが中々出てこなくて「外れかな~?」なんて思ってみていましたが・・・。

戦闘は突然始まります。
いや、武装集団は事前に周到な襲撃作戦を練っていたと思いますが、アメリカ側は極秘ミッションで動いていたこともあって、公に活動が出来ないという状況で、完全に相手に虚を突かれたような状態でした。
個人的な感想でいえば「ブラックホークダウン」を想起させるような戦闘シーン(援軍が来ない中での孤立状態や、ゾンビのように次から次へと湧いてくるかのごとく迫ってくる民兵たちの怖さ)にも似ているな~と思いつつ、迫力で云えば今作の方が上かもしれないと思えるほど切迫した状況が続きます。
序盤でみせた「溜め」がここにきて、一気に反動となって返ってきた感じですね。

「ゾンビランドへようこそ」

ある兵士が皮肉たっぷりに言った言葉が、まさに「言い得て妙」だと感心してしまうほど、民兵がワラワラと湧いて出てくるんですね。
アメリカの軍隊が規律だけでなく実際のオペレーションの際でも必ずフォーメーションを大事にしますが、民兵達はターゲットに対して攻撃をすることが最大の目的なので、あらゆる方向から無秩序に、そうまさに「ゾンビの群れ」のように湧いて出てくるんですね、それも無尽蔵に。
片やCIAの秘密組織アネックスと民間軍事請負業者のG.R.Sはオフィシャルには存在しないためアメリカ軍の救援すら呼ぶことも出来ず、武器も人数も圧倒的に少ない状況でどんどん苦境に追い込まれていく。
さらに事体をややこしくさせたのは、金を払って雇ったはずのリビア人兵と敵の見分けが付かないんですね。「味方だ!」って言われても確認のしようがない。これってメチャクチャ怖い状況ですよね。敵だけを相手にするのではなく「味方」にも気をつけなきゃ行けない状況・・・。

「あいつらが味方だと確認できるまでは敵だ」

そうなりますね。

・・・にしても、いくつか腑に落ちない点もあり。
・何故、武装集団はトリポリの大使館ではなくベンガジの領事館を狙ったのか?
・極秘任務とは言え、アメリカの在留大使の命の危険が迫っている状況で13時間も救出がなされなかったのか?
・これは単なる抗議行動と位置づけていいものなのか?等々

調べてみました。
これ、思ったよりも根が深い話かもしれないですね。「ベンガジの真相」という本に結構凄いことが書いてあるみたいなので、今度読んでみようと思います。

うん。面白かった。単純比較は出来ないけど、今時点では「ブラックホークダウン」よりも上かも・・・。劇場で観れば良かった。。
2012年のアメリカ在外公館襲撃事件を基にした映画。
アメリカで製作された映画がイスラム教を侮辱するものとして、エジプトやリビアで米在外公館が次々と襲撃される。 リビア東部ベンガジにあるアメリカ領事館を武装集団が攻撃。領事館から約1マイル離れたCIA施設の6人の警備兵が救出に向かったが…。

ド迫力の戦闘シーンはさすがマイケル・ベイ監督。でも、肝腎の米警備兵メンバーが髭もじゃのおっさんばかりで、誰が誰だかわからない。それぞれのエピソード描写が薄く、忙しく詰め込んであるので入っていけない。 「事件」を説明しようとするのはわかるんだけど、もっと「人」にフォーカスしてほしかった。超大作だけに惜しい。
おもち

おもちの感想・評価

4.0
戦闘時に、誰が敵か、誰が味方か、分からないのはすごく怖いな。
アメリカ在外公館襲撃事件という実際に起きたことを映画化。まるでどこぞのFPSのような話でした。銃撃戦の激しさは見事な映像、アクションで表現できていました。いかにも何かが起こりそうな雰囲気を序盤から漂わせた緊張感も良かったです。
ただ、とても長く感じました。戦闘も何度かに分けて行い、一回一回がしっかり映されています。序盤の事件が起こる前の生活も若干長く感じました。ただし長い長い戦闘を乗り越えた達成感と悲惨な感動はこの映画だからこそ味わえたように感じます。ちなみに私は人を見分けるのが苦手ですので隊員が誰なのかイマイチ分かりづらかったです。
emi

emiの感想・評価

4.0
2012年にリビアで起きたアメリカ領事館襲撃事件の映画化。6人のCIA警備兵とイスラム過激派集団の13時間の激闘が、迫力の映像で生々しく描かれている。その場にいるような臨場感を味わえて見事だ。
Ryohei

Ryoheiの感想・評価

3.5

何が正義なのか、、
アメリカ側から見れば奇襲をかけてくる彼らは敵なわけで、
確かにかっこよかったアメリカ人は

でも最後のシーンで、亡くなった彼らにも家族がいたわけで、、

戦争がなくならない理由が何となくわかった気がする…
ベイさんの何が起こってるかよく分からなくなっちゃう感がいい方向に自分には思えた、実際現場の人たちが感じたであろう、何がどうなっている感が緊張感と共に伝わる。
ビグローさんが監督したら見やすい映画にはなったと思うんだけど、これはこれで悪くないと思う。

でも音楽があまりに壮大でケレン味がありすぎでドヤ感が半端ない、少し笑えた。

あと火薬の量多すぎなのはもう仕方ない(笑)
今の日本では信じられない世界ですが、世界では起こっているんですね…
これが実話だとは信じられないです…
Mashirahe

Mashiraheの感想・評価

3.4
流石マイケルベイ、画は非常にかっこいいのですが、相変わらず何やってるかわかりづらいです まぁ実際そうだったのかな
正直実録戦争モノには合っていないと思いました 過剰な爆発も浮き気味 いやリアルなのかもしれないけど
テーマもまぁ伝わらないこともないですがうーん
と書いたけど、軽く調べたらこれめちゃくちゃ政治的な映画なのな よく公開したなぁ 内容の正確さは知らないけど偉えわ ベンガジ事件あたりで調べると大変なことになってら
史実である2012年アメリカ在外公館襲撃事件。

多分、現場もそうだったのであろう。いち視聴者が作品としてみても、原住民の敵味方が識別できない。そりゃぁ同じ人種で同じく全員武器を持ってこっちに近づいてくるのだ。敵も味方もわかったもんじゃない。
問題なのはアメリカ兵たちも、だれがだれかわからないし、戦況もイマイチ不明で劣勢だということだけ。

楽観主義者や予算やその他の都合で援軍もままならない戦場。臨場感は混乱具合に紛れてしまうが。
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