リアルさが際立つ映画だった。
実話であることもそうだけど、突然訪れる緊迫感、まさにその場にいる感覚。始めの車を囲まれるシーンなんて、特に印象的。言葉の通じ合わない環境での恐怖、敵か味方かわからない恐怖。海外旅行で少なからず芽生える恐怖と一致した。
一人一人の家族背景、設定を理解するのは難しかったけど、実話、登場人物の多さからは仕方なかったかな。
銃撃戦も、りある。打たれた感じとか。
所々リアルの中でも映像美がめだち、さすがだなとおもった。
また最後のシーンで、アメリカサイドだけよく描くだけでなく、敵側の遺体に寄り添う家族のシーンも描かれていたのが印象的。