石油採掘施設“ディープウォーター・ホライゾン”で起こったアメリカ史上最悪の事故を描いている。
11名が死亡(行方不明)、17名が負傷した海上での大規模火災。海底油田から逆流してきた天然ガスが引火したことによるものであった。
幹部が安全よりもスケジュールの遅れを取り戻すことを優先させた結果起こった。本来は安全第一で行うべきだったのに、利益を優先させたせいでこうなった。
事故が起こるまでは結構退屈だけど、火が出始めてからは緊迫感がハンパない。こういうときに我先にと逃げるんじゃなくて、避難を促したり取り残された人を探しに行く主人公たちのような人って本当に立派。それ比べて、事故の元凶であるあのオッサンは平然と逃げてたのがムカついた。
本作では作業員たちの脱出をメインに描かれているが、石油流出による海洋汚染も懸念されている。
