福福吉吉

JUKAI 樹海の福福吉吉のレビュー・感想・評価

JUKAI 樹海(2016年製作の映画)
2.5
アメリカで暮らすサラは、双子の妹のジェスが日本で失踪したことを知り、来日する。サラが調べた結果、ジェスが青木ヶ原樹海に入って失踪したことから、サラも青木ヶ原樹海へ向かう。途中で知り合ったエイデンとミチとともにサラは青木ヶ原樹海を捜索した結果、ジェスの残したテントを発見するが...。

ストーリーは前半にサラが勤め先などジェスの心当たりを調べるパート、後半に青木ヶ原樹海での行動のパートの二つで構成されており、テンポは悪くなく普通に最後まで観ることができました。
しかし、サラが樹海に入っていない前半パートにもサラが怖そうな婆さんや不気味な女子高生を見るなど驚かせるホラー要素を無理やり入れており、笑ってしまいました。これだと樹海が関係なくなってしまう。

本編となる樹海に入ってからは、サラが幻覚に襲われて虚実の見分けがつかなくなっていき、一緒に樹海に入ったエイデンを信用できなくなったり、異形のものを見たりして、サラが追い詰められていく流れは良かったと思います。映像として樹海の不気味な雰囲気を描いていましたが、怖さの部分はあまり無かったと思います。

なんとなく最後まで観ることのできる作品でしたが、面白さの部分では可もなく不可もなくといった感じでした。

鑑賞日:2023年2月26日
鑑賞方法:Amazon Prime Video
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