Masayashi

レディ・プレイヤー1のMasayashiのレビュー・感想・評価

レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)
2.0
よくもわるくもスピルバーグ。今の自分にはちょっと厳しい感じだった…。なんかやってること20世紀的すぎない?ファミリー映画に何を言ってるんだ野暮だなあ、ってことかもしれない。
世界観についても、2020年代の今となれば特に目新しさは感じない。ただそれを大きな予算で映像化したのはスピルバーグが成せる功績だと思う。

ビデオゲームや映画のオマージュを入れまくってるのはいいんだけど、入れすぎてそれらがどんどん消費されていってしまうのは、あんまり気持ちいいもんじゃない…そこはショックだった。
エンタメに極振りしてるからか、繋がりがムチャすぎたり、ないわなーって場面も多いけど、スピルバーグの豪腕でエンタメ映画として観れるものに仕上げちゃうという。すごいなー。

面白いという人にとっては、ちゃんと面白いのだと思う。ただ not for me だったというだけで、自分が映画体験に求めてるものがこんなにもスピルバーグと離れてしまったのかと、すこし寂しさを感じた。
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