嘔吐

レディ・プレイヤー1の嘔吐のレビュー・感想・評価

レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)
4.0
拾いきれないほどの小ネタが楽しい。
AKIRAのバイク、OW2のトレーサー、シャイニング、バットマン、ターミーネーター
いつか全部を拾いたい。

現実に見切りをつけ理想を実現出来るVR空間"オアシス"の中で一日の殆どを過ごす人々。
開発者であるハリデーは莫大な資産とその管理権を3つの試練と鍵と共に隠しそれを探し集めた者に託すと言い残し死んでしまう。しかし、ハリデーの死から8年間鍵が誰かの手に渡ることは無かった。
ハリデーを敬い、オアシスを愛する主人公ウェイドはひょんな事からヒントを見出し1つ目の鍵を手に入れる。
一方、オアシスの管理権を手に入れ自社を世界一の企業に押しあげようとする企業IOI社。
1つ目の鍵を見つけVR世界の英雄となったウェイドをIOI社は目の敵にして…

今私たちが生きているのはゲームの中でも映画の中でも、勿論オアシスの中でも無く現実だ。
確かに現実は辛く、苦しく、いいことばっかりじゃない。
でも、それだけじゃない。現実も捨てたもんじゃない。現実でしか感じられない喜びもあるのだから。

「現実の世界でしか美味いメシは食えない。なぜなら…現実だけがリアルだから。」ジェームス・ハリデー
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