幸子

レディ・プレイヤー1の幸子のレビュー・感想・評価

レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)
5.0
20歳から23歳くらいの頃、俺は「映画は現実を上回る」と思っていた。 それを後輩たちに吹聴していた。当然、反論された。それでも、映画の優越性を俺に語ってくれる後輩はいた。そいつらは今、どうにもならないままたまに連絡をくれる関係性になっているが、こっちはこうさどうにもならんよ。映画と現実がついに未分化になる本作においては、見惚れる以外に本編の時間を過ごす他はない。これが、映画なんだ。もうすぐ失くなる、映画なんだ。
幸子

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