まぁ面白いけれど、人に勧めるほとではないなという感じ。岡田淳や『ローワン』あたりの異世界ファンタジーを思いだしながらみていた。それを、リアルようにしたような観心地。前作の嫌だなーという部分はかなりそぎ落とされていた気がするので良かった。字幕で、「頼むわよ」みたいに変に女言葉になっていたのは、いただけない気がする…。
ボードゲームなんてやるかよ！ と言われて、ゲームに変身するのは負けず嫌いな感じがして人間味があるとともに、意思を持っているのかーと少し恐い気もした。主人公の除菌していたり神経質な描写は伏線かと思ったけれど、特に回収されなかった？ 背景説明だったり、NPCがいること、ステータスが表示されるところ、ボス戦？ では音楽が変わり(それに登場人物も気付くところ)など、メタ的な表現だなぁと。それから、バイクで追撃してくる人たちは、『ロード・オブ・ザ・リング』を思い出します。
姿が変わっても、形態はどこ？ といった描写で誰がだれかを、上手く説明していた気もする。「今のキメポーズは自然に出たの？」などたまに笑えるシーンもあって良かった。
「そういうのはタイプじゃない。ヲタクな人がタイプなの」
