このレビューはネタバレを含みます
お金に対する行動様式について、
自問自答させられる風刺映画です。
金融番組司会のリー・ゲイツ(ジョージ・クルーニー)は、視聴者を釘付けにするような比喩表現や誇張を使い、番組を回していく。
しかし、ある時、リーの言葉を信じた低所得投資家が逆上。
番組に乗り込み、株価の下落の首謀者を
突き詰めていく。
これらの流れを番組は流し続け、
視聴者はただ傍観。
視聴者の行動様式は
常に客観視で行動には出ようとしない、
一方で、富裕層は金を蝕む、
まさにそんなことを感じさせる
風刺場面が多く、
映画を見ている人へのメッセージ性も感じられた。
初めの半分くらい経ってから、
重要シーンが連発。
はじめは、重苦しい内容で見飽きるが、
尻上がりに面白くなるので、我慢して、
見てみてください。