ろみ

ザ・ギフトのろみのネタバレレビュー・内容・結末

ザ・ギフト(2015年製作の映画)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

犬が行方不明になったパートはそこまでの意味を感じられにくかったけど、ロビンに 何処にいたの?と聞かれたときの犬の表情がとてもよかった。犬かわいい。

サイモンのような人は確実に居る。そしてあのような人は、あれだけの復讐をされても、自分を省みて本当の意味で反省することが無いのではないかと私は思う。
でも、鑑賞後に映画館で サイモンはクズ みたいなことを言う声が聞こえてきたけど、そんなふうには簡単に切り捨てられないなとも思った。
サイモンセッズ。言ったことを現実にする、なるよう努力する。そう言うととても綺麗に聞こえるけれど、言ったことが虚構でも、それが現実になることを面白がっていたのだろう。特に若い頃は。そして歳をとってからも、それを狡猾に利用して人生を生きてきた。他の人がどうなろうと構わない。できない他人がダメなだけ、というような考え方。
ゴードの言う通り、よいことも悪いことも、贈り物だと思って糧にして生きていくしかない。どう生きてゆくか・ゆけるかは、わからないけど。

ジョエル・エドガートンはすごいな。
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