コレは面白い…怖いのはオバケやゾンビじゃなくて人間なんだとひしひし感じる作品です。
最初に言っておくと、王道のホラーからは遠く掛け離れていると思います。
ヒューマンホラーと呼ぶべきでしょうか？
エスター的な。エスターとはまた全然違いますけどね。
生身の人間だからこそ、言い知れない恐怖、襲われるかもしれない恐怖があってよりリアル。
対霊なら叫んで逃げれば良いし、対ゾンビなら殴る蹴る撃つで解決。
でも、対人間だとそうはいかない…うまいところをついたホラーだと思いました。
このキーマンとなるゴードはとてもブキミで、中盤全然出てこなくなる部分があってそれがまたうまく考えられた演出だなと思いました。
出てこないのに何かが起こっているから妄想だけで恐怖心バッチリ煽られてますよね。
うまく引き算のできてる演出ですね〜すごい。
加えてゴードじゃない人物も、おやおや？って感じになっていくので、それもストーリーとしては面白い展開でした。
そして最後のギフト…真実は一体…怖過ぎます。
良作でした。
