カンダシンク

マグニフィセント・セブンのカンダシンクのレビュー・感想・評価

マグニフィセント・セブン(2016年製作の映画)
3.6
荒野の7人より、もっと黒澤明リスペクトな雰囲気があった。
あと十三人の刺客的な雰囲気も。

キャラの設定やポジションはまた今回も改めてバラバラにして配分されているが、
美味しいところはぜんぶクリス・プラットに!(笑)
キャラは違うのに、三船敏郎感がありますね。
レッドハーベストよりファラディのが三船感なのが…
レッドハーベストはもっと菊千代のように弾けても良かった。

ビリーとグッドナイトの相棒感もまた、ローグワンでのチアルートとベイズの様な、過去が知りたくなるキャラでした。

ヘイリーベネットは、すごく黒澤映画に出てきそうな女優さんですね。
上原美佐にも津島恵子にも島崎雪子にも見える(笑)

デンゼル・ワシントンのチザムは、
勘兵衛とは違った方向での人間味があるのが最後に分かるので、好きになりましたね。

最後のエンディング〜スタッフロールの入が、七人の侍と荒野の7人ファンには最高に嬉しいので、
本編終わってもすぐに立ち上がらないでください〜!
せめて数十秒だけでも待ってくださいね!