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バービーのayuのレビュー・感想・評価

バービー(2023年製作の映画)
3.8
可愛いものがいっぱいで女の子の夢や憧れそのものであるバービーランド💖
個性豊かな人形たちが暮らすなか一人のバービーの体に異変が💥
原因を探るべく人間の世界へ行くのだが、理想と大きく異なる現実を目の当たりにし、後のバービーランドにも影響が…

冒頭のモノトーンのレオタードにサングラスをかけたバービー。あれ、昔すごく好きだった🥰❣️

日本なので人形には馴染みがないけれど、ピンクいっぱいでキラキラしてて、わたしのなかでは幼少期からずっと "可愛い" の具現化こそがバービー🎀

ペンケース、スーツケース、パジャマや文房具など、大人になってからもバービー使ってる💟

ありそうで無かったバービーの映画化。
しかもマーゴットロビー主演で実写版だなんて!とずっと楽しみにしてた💖

でも本作はどちらかというと大人向け🤔
「見終えたらヒール履きたくなっちゃうかも!ピンクの服欲しくなっちゃうかも😆💕」なんて思ってワクワクして見に行きましたが、そういう呑気な作品ではなかった(笑)

テーマはジェンダーや多様性だったりフェミニズムだったり、これからの時代は男女間での互いの見方や価値観をアップデートする必要があるよねって思わされる作風。

説教臭さはなくコミカルに説いてくれてる感じはあるんだけど、思ってたのとは違ってたかな😂

マテル社のお偉いさんが全員男性、女性は飲み物を運んだり男性にマッサージする役割、社会のヒエラルキー最上位は強い男!でも女しかいない環境だったら少数の男性陣は軽く扱われたり… みたいなのって実際あるから、そういうのもうやめない?みたいなストーリーだった。

面白い!というより、テーマについて自分なりに考えを巡らせるキッカケを作ってくれる作品。

でも、こういうテーマだからこそ「バービーは女の子のためのもの」ってイメージを覆して、男性や大人も考えさせられる映画になってたかな〜

実際、劇場には男性グループや老夫婦などバービーに触れる機会があまりなかったであろうお客さんもいっぱいいた😳
聞こえてくる感想もさまざまで、引き続きいろんな人がこれを見てどう感じたか知りたくなった🎶

残念だったのが、人間界のパートが長く、世界中でピンクのペンキが欠品したという裏話は本当?と思ってしまうくらいピンクが物足りなかった🥲💦

あと、バービーとケンってどの種類も全部名前一緒なんだね!知らんやった😂😂

ヘレンミレンさんのナレーションも良かった🌟

簡単なテーマでもないので感想を書くのがちょっと難しいですね。笑

オープニングでの2001年宇宙の旅パロディは笑っちゃった🐒
ケンのうちの一人にシャンチーいたね!

米国の公式宣伝アカウントによって日本では最悪の形で名が広まった本作。
余談だけど、上映前から見てないのにこの件で低評価をつけて暴言を吐く人がここに限らずいろんなところにいらっしゃって悲しかった💧😥

最後に、泣きの演技をするマーゴットロビーが昔から美しくて好きです。笑
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