劇中やエンドロールで流れるビリーの「What Was I Made For?」が好きすぎるし、見終えてわかったけどネタバレレベルで映画にマッチしてて良すぎる。
アルバム自体がめちゃくちゃ良かったけどハイムが使われてなかったぽくてちょと残念。
キャラもセットも演出も全部が可愛いくてくだらなくて、Barbie版シンプソンズって感じだった。
テーマは分かり易いものでも、それをバービーに代わって伝えてもらいながら、良いところも悪いところもコメディにしつつ、悲劇だということを再認識させられて、哲学的なのにエンタメしてて楽しかった。
感情移入できるキャラがアランだったからもっと深掘りして欲しかったけど、今回の映画の本質とは少し逸れちゃうから自分のわがままだし、バービーが最後に辿り着いた場所が割とアランに求めていたものだったのかもしれない。アランが人間の世界に行ってたらどうなってたのかなって描かれていない場所を想像するのも映画の醍醐味だしね。
