KEIGOKATAOKA

ハンズ・オブ・ストーンのKEIGOKATAOKAのレビュー・感想・評価

ハンズ・オブ・ストーン(2016年製作の映画)
3.8
パナマの伝説的ボクサー、ロベルト・デュランの伝記的映画。
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アメリカの支配下にあった幼少期から、チャンピオンになり、敗北から復活するまでを駆け上がるように描かれているいるのだが、
彼がその時その時を生きること、幼少期の生活のある種のトラウマが周りに理解されず、
それが大きなトラブルになっていくのと、
モロにボクシングに現れる様が見ていて痛々しくも少しうなづける気もした。
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そんな彼の唯一の理解者がトレーナーのレイ・アーセル。演じるは我らのデニーロ。
彼もまた人間としては、うまくいかないこともある中で、息子のようなデュランを育てていく。
さすがデニーロ。そのかっこよさを見事に体現してた。
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そしてライバル、シュガー・レイ・レナードはまさかのアッシャーが演じててびっくり。
でも見てるうちにレナードにしか見えなくなった。
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大好きなボクシングだけど、自分の見ている世代とは少し前なので勉強不足だったけど、
それがわからなくても、楽しめる作品でした。
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