2022年100本目の映画はアイリッシュマン！ずっと観たかった映画だったんだけどなかなか3時間30分もあると観る時間が取れなかった。なのでゴールデンウィークを使って観ました！
3時間半は多分ゴッドファーザーPart2よりも少し長いので人生で観た映画で1番長尺だったかもしれない。でも、全く飽きることはありませんでした！
この映画かなり好きです！
物語は３つの時間が交互に流れて進んでいくんですけどそれが面白かった！
一つ目は老後のフランク。
二つ目はラッセルとの結婚式へのドライブ。
三つ目はフランクがのし上がっていく過去回想。
ドライブのパートの行く末が分かった時悲しくなったな〜。
フランクのなんとも言えない表情が観てて辛かった。ラッセルへの忠誠とジミーへの友情がせめぎ合って精神的にきつかったはず。
フランクがジミーとラッセル達の板挟みになってるのめっちゃ面白かった。
フランクの殺害シーンはやはり凄腕。不意打ちで頭を撃ち抜くの怖すぎる。でも、この殺し方結構お気に入りになりました。
殺害といえば殺しの隠語で壁にペンキを塗るっていうセリフめっちゃ良いね！僕もそういうことがあった場合壁にペンキを塗ってきたって言ってます！笑笑
てか、ペギーはなんでジミーには懐いていたんだろう。フランクに相談するとやり過ぎるしやばい噂をあるから嫌ってたのはわかるし、同じ理由でラッセルのことも苦手意識を感じるのはわかるけど。
ジミーがいなくなった途端、ペギーがフランクから離れていくのは何となく分かってはいたけどおじいちゃんフランクを見ると会いに行くシーンとか悲しい。
ジミー殺害後の監獄生活は登場人物達が老衰していくのが寂しかったけど、この映画の良いところですよね。のし上がった先の衰退って感じがして。盛者必衰的な？笑笑
やはり、友人として深い関係にあったジミーの殺害に関しては心に傷を負ったのか、老後神父を呼んで祈りをしてたのはそういうことなのかな？懺悔的な。
ラストシーンが特にお気に入りかも。
ジミーがフランクを匿った時に部屋のドアを開けて行ったのを思い出し神父に同じことをやって欲しいっていうのがすごい辛い。どれだけ時間が経っても自分で殺めてしまった友人を想っているのか...
最後に、この映画俳優陣が最高すぎました！
デニーロ、アルパチーノ、ジョーペシ、ハーヴェイカイテル！
しかも、監督はスコセッシということでまさに欲張りセットな一本でした。
お腹いっぱいです。
これはスターウォーズのドラマのマンダロリアンでも想ったことですけど若返りのCGすごいなぁ〜。
無限に映画撮れそうじゃん。
例えば、ハリソンフォードがなくなってもインディージョーンズを撮れるみたいな感じ？
でも、例に挙げたような使われ方はなんかしてほしく無いですね。
時間あったら2回目も観よう。
2022.100本目
