デ・ニーロにジョー・ペシ、アル・パチーノでスコセッシとあらば観ない訳にはということで。
グッドフェローズのシニア版という趣きで、派手なドンパチやヒリヒリはないものの、その分人間関係が色濃く描かれることで、役者諸氏の超絶演技が存分に生かされている印象。
終局に漂う孤独と悲哀は胸に来るものがあったし、もう巻き戻しができない時間の残酷さは、ずしんと重かった。
3時間29分、さすがに長さを感じてしまったのが正直なところですが、それでも観る価値はあったかなあと。同窓会的な色合いが濃いことは否めないけどね。
