3時29分の超巨編。ロバートデニーロ、アルパチーノ、ジョーペシ共演。ペシ演じるイタリアンマフィアのボス、ラッセル・バッファリーノに気に入られるデニーロ演じるアイルランド系トラック運転手フランク・シーラン。その全米トラック組合の委員長ジミー・ホッファにアルパチーノ。両方に仕えるフランクは、ケネディ大統領の誕生、そして暗殺を含めた政治とマフィアの動きに翻弄されつつ、4人の娘を守る為にも悪に手を染める。
良く分からないのはアルパチーノ演じるジミー・ホッファがイタリア系では無いと言う前提。みなさんはどうだか分からないけど「アルパチーノはイタリア系」「アルパチーノと言えばイタリア系」「イタリア系と言えばアルパチーノ」でしょ？それとも「実はイタリア系だけどイタリア系じゃないフリをしている」設定なのか？そこが分からなかった。
あとそのジミー・ホッファがそれこそ紛れもなくイタリア系のトニー・プロという組合支部長の一人に侮辱的な言葉をかけて、トニーが怒るシーンがある。”You people”という言葉だ。素直に翻訳すれば「おまえらってさ」というニュアンス。それにトニーが「”You people”（おまえらってさ）と言って侮辱した。あなたの下のレベルという意味なのか？謝罪しろ！」と言う。
ここの”You people”が字幕では「イタ公」になってる。
ジミーは「おまえらってさ、の何がいけない？」という態度だしトニーはそこに侮蔑を感じて激怒するんだが、流石に「イタ公」は意訳し過ぎじゃない？
しかもイタリア系にしか見えないアルパチーノ演じるジミーが、別のイタリア系にしか見えないトニーに「イタ公」って言ってる事になる。
