塩漬け涼真

メキシコ・オブ・デスの塩漬け涼真のレビュー・感想・評価

メキシコ・オブ・デス(2014年製作の映画)
1.8
ホラーのオムニバス作品。
 
DVDを再生すると、YouTubeの宣伝さながら、キー操作無効状態になり、バンドのpvをしばらく見させられる不穏なスタート。この謎の仕様は最後まで意図がよく分かりませんでした。

そして本編。全8話で構成されてるですが、まぁどれも怖くないこと怖くないこと。
しかも大体の作品がb級ホラーのお約束、「無駄で冗長な会話」「無駄なお色気シーン」を盛り込んでくるという素敵な統一感。もはやホラーを見ているといった感覚がサヨナラし、たまに化け物が出て来るパロディAVを見てるのかな?という錯覚に陥ります。この感覚がこの作品の一番の恐怖だったのかも知れません。

一応頑張って最後まで見たものの、全8作品を通して一番怖いシーンは、実在する心霊スポット?の風景をただ映しているシーンという何ともクールな結果に。
そして一番おもしろかったのはDVDについてる他作品の予告でした。