歴史学のレポート課題に関係する作品として、先生にDVDを貸してもらった。
たまたまこの前に「君の名前で僕を呼んで」を観ていたから、同じ同性愛を描いた作品として比較しながら観た。
「君の名前で僕を呼んで」の時に少し書いたけど、ヨーロッパは紀元前から同性愛文化が存在していて、だから人々が同性愛者を受け入れる姿勢があると思う。
それに対して、この映画で描かれる60’s後半のアメリカは同性愛者を精神病患者とみなし差別をしている。
ヨーロッパとアメリカで、歩んできた歴史が違うだけで、人々の考え方がこんなにも違うのかと驚かされた。
この映画の時代背景だと、黒人差別がアメリカでの主な差別なんだろうなって考えがちだけど、実は同性愛者に対する差別も酷かったんだと知ることができた。
ストーリーはまぁまぁ。
ローランドエメリッヒって、脳死映画ばっかり作ってると思ってたから、この映画の監督だったのを観た後に知ってすごく驚いたよ。