地震で店が潰れたのは神の怒りのせいだ。保険が降りないなら神を訴えてやる！の始まりがもうトンデモないんだけど、そこから更に斜め上すぎる怒涛の展開に面食らってたら観終わってしまった。高層ビルの屋上からバイクで垂直降りしてきた時点でもう考えるのをやめて笑ってたわ。
最後まで主人公が良いやつなのかどうか微妙に判断しづらくて悩ましい。「神は人間にあれをしろ、これはするなと口を出しすぎる」と言いながら自分の息子には試験勉強を強要するダブスタ具合。それでも時々本質めいたことを言うし貧しい者には分け与える懐の広さあって。
「宗教のあるところに正直さは存在しない。真実があるところに宗教は必要ない」これを正しいと思う自分も無宗教者の一教徒かな。
バガヴァッド・ギーターというのがヒンドゥー教の経典だということだけは覚えた！歌もダンスもバイクも込みでインド映画にしては短い120分。
