シネマスカイウォーカー

ロードレーサーズのシネマスカイウォーカーのレビュー・感想・評価

ロードレーサーズ(1994年製作の映画)
2.8
ロバート・ロドリゲス監督2作目

革ジャンにギトギトに塗ったジェル、ロックにいつも咥えてるタバコ。不良青年デュードは車に熱中しながら日々ライバルヤンキーとのケンカに明け暮れていた。メキシコ系アメリカ人の彼女ドナとの仲もよく彼女からはいい加減争いをやめるよう迫られる。

ロバート・ロドリゲス初期の作品。ロードレーサーズと言いながらそこまで車は印象的ではない。むしろ革ジャンとマッチで吸うタバコの方が印象的。
最初はショーもない不良のケンカだが、争いは激化しラストには銃撃戦にまで発展する。ラストにショットガン持ち出してあっさり殺す感じの後のロドリゲス映画と同じようなテンポ感なのが面白い。

正直全体的なストーリーとかは面白くないのだが、若き日のサルマ・ハエックがめっちゃ可愛くて色っぽいかつこの作品ではまだ子供のような初々しい感じの女性ぽさがあるのが良かった。次作の『デスペラード』とはまた違った演技が見られる。彼女を発掘してきただけでも収穫のある映画だったど思う。