改めてこの作品を観て感じたのは、良い意味でこんな完璧な少年少女がいる?!という事。
あんなに勇敢で逞しくて優しくて仕事も家事も運動もできるパズーは何者なんだ…。そして可憐で優しくて可愛くて、でも程よくお転婆な所もあって勇気もあって家事もできるシータ。そんな二人が素朴な雰囲気で仲良くしてるだけで微笑ましい。
他のキャラクターもみんな本当に魅力的。
物語もシリアスとコメディが絶妙なバランスで構成されていてずっと引き込まれて観てしまう。
そしてこの物語から学ぶのは人は未知のものがあるから希望を持って生きられるということ。ムスカや軍隊の人達のように貪欲にあれもこれも手に入れようとすると最後には全て失ってしまう。それはラピュタも同じ。
だからこそ慎ましく生きる人々がさらに魅力的に愛おしく感じるんだろう。