『カリオストロの城』
『天空の城ラピュタ』
『ハウルの動く城』
を宮崎駿の城3部作と勝手に銘打ち一日で一気見。
その2作目。
カリオストロの雰囲気も残しつつ、よりアニメとしては、オリジナリティにあふれ洗練されている。
宮崎駿にとっての最後の痛快娯楽大作という気がする。ラピュタのような作品を期待されながらも、果たされていないとよく言われるのにも納得する。
カリオストロの伯爵やジョドーのように、ここではムスカがしっかり「魅力的な悪役」をこなしている。
これ以降、しっかり悪役が出てくる作品はないことに気付かされる。悪役がわかりやすく悪役として出てくる作品の魅力はやっぱりあるのになと思わずにいられない。
カリオストロ同様、冒頭のカーチェイス?シーンも最高に楽しい。ドーラのパワフルさには圧倒される。
地下から地上、空中そして、ラピュタへのダイナミックな動きの妙。幻の海中シーンがあればなお楽しさにあふれていたろうと想像せずにいられない。
そしてコナンがまた見たくなる。