しょーへい

20センチュリー・ウーマンのしょーへいのレビュー・感想・評価

20センチュリー・ウーマン(2016年製作の映画)
4.4
15歳の男の子を中心に、

シングルマザーの母、
子宮頚がんと闘病する写真家の同居人、
兄弟同然であり異性としても微妙な間柄の親友、

世代のちがう3人の女性の、
時代感、価値観、人生観の違いが描かれていく。


男の子側からすると、
多感な時期にあって、

誠実であろうとしながらも、
込み上げる想いをブツける先に悩みあぐねて、
不器用に振舞ってしまう姿に、
妙な共感を覚えてしまったりする。


ラストで語られる、
それぞれの人生が特に印象的であり、
作品中で語りきれない行間を見事に表現している。
しょーへい

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