TakahiroFukuya

SLUM-POLISのTakahiroFukuyaのレビュー・感想・評価

SLUM-POLIS(2015年製作の映画)
3.5
悩ましい…観ていてとにかく悩ましく感じた映画。

大阪芸大の卒制で作った映画らしく、学生はもちろん、そんじょそこらの監督が真似できないような映画をやってのけているのは事実!

スワロウテイルを彷彿とするような世界観を嘘ぽくなく作れているのは事実なんだけど…

自主映画だと5.0だけども、音楽や情景が際立ってる分どうも登場人物が薄く観えてしまった。

青春、若者のエネルギーは確かに感じながらもこの世界でどうも美しく観え過ぎるのに僕は最初から最後まで引っかかてました。

とても真似できないクオリティーにバイタリティだけど、まだ何かしら到達していない故に二宮監督の今後の作品がどうなっていくのかと興味を持ちました。
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