SLUM-POLISの作品情報・感想・評価・動画配信

「SLUM-POLIS」に投稿された感想・評価

りっく

りっくの感想・評価

3.7
物語的にはチープだし、推進力もないし、意味のないイメージ映像がひたすら続く。映像的にも「スワロウテイル」をベースに、クリストファーノーランをはじめとするハリウッド映画、あるいは三池崇史や原田眞人のVシネシリーズといった撮り方や雰囲気を模倣しパッチワークしたものにも見えてしまう。

だが、これだけははっきりとしている。久々にワクワクするような才能を持つ若手映画監督が現れたと。音楽と映像への執拗なこだわり。確かに映画で一番大切であり気持ちのいい要素であり、不思議と感情が揺さぶられ、映画的な推進力はそこから生み出される。明らかに背伸びをしてスケール感を出してはいるが、その背伸びを最後まで貫き通しているその胆力、地足の強さは圧巻。

オリジナリティの域には達していないが、それでも俺はこれが好きだからとことん撮ってやるといった作り手の気概がビシビシ感じられる、目の覚めるような快作。次回作が本当に楽しみだ。
ざべす

ざべすの感想・評価

3.5
二宮健の大学の卒業制作作品。

同監督の『THE LIMIT OF SLEEPING BEAUTY -リミット・オブ・スリーピング ビューティ-』(←こちらは商業デビュー作品。才能が凄まじい)が好きすぎて。

『SLUM-POLIS』も『リミット〜』と同じく“オシャンティ鬱”の空気がある。
もうこのオシャンティ鬱出されると、好きぃぃってなっちゃうからダメだと思う。

監督は、愛しているマンガ家の岡崎京子先生の『チワワちゃん』も2019年に製作されていて、
大好きなマンガ『とんかつDJアゲ太郎』も手掛け今年2020年6月19日に公開します。

何これ。ピッタリ賞か。
というか、『チワワちゃん』は「オシャンティ鬱です」って言われたら「分かる分かる」だけど、『とんかつDJアゲ太郎』っていきなり作風どうした?!??

いやギャグに見せかけて、マジリアルなDJモノとトンカツの奇跡のコラボレーション天才快進撃マンガなんだけど………”オシャンティ鬱”???
”油シャンティ打つ”って言われたら「そうだね!!!」ってもんよ。

みんなとんかつDJアゲ太郎観ようぜっ!!
迷える若者 + 悪いトオナ + ディスコボール + スパーク花火
=二宮健
   
2020.1.11
当時学生だった監督が卒業制作で作った作品。
どうしても設定の気になる部分はあるが、それ以上に音楽と映像のエモさにやられる。
3人の繋がりをもっと丁寧になぞっていたら とんでもない作品になっていたかもしれない。
ninni

ninniの感想・評価

3.7

このレビューはネタバレを含みます

アスがいい。アンナとの最後のシーン、特に。言葉もいいけど、アスのアップのところ。奥底から出てくる思いが顔全部に広がって画面から溢れてた。

これ、卒業制作なのね。
なんてことなの、二宮監督。まず、それを思ってしまった、見始めてから。
でもラストにかけてはもう。予想はできるけど、どんどんどんどん綺麗になってくアンナ。よかった。佇まいにたまにはっとする。三人ってことにこだわる意味もとっても伝わる。でも、そうだなあ、、演技にぶれがあるからたまに引いてしまうことがあった。それはそれぞれ、だなあ。
何度も引き込まれる。ロケ地もいいんだろう。でも、まず面白いが先行。すごいなあ。

ジョーが都市部を出てからの表現が好きでした。アスの言ってたことが頭をよぎる。それだけ印象強い言葉だった。

どんな世界にいても、一緒に生きていたい人がそばにいたら生きてる意味なんて考えなくなる。場所とか関係なく誰かを愛するなんて言葉もいらないくらい誰かといたくなった。
幻想は幻想のままが幸せなのかもしれない。追いかけてる最中、走っている最中が一番幸せなのかもしれない。
現実見たまま、生きる意味が分からなくなったまま死ぬよりもずっといい。
RyoS

RyoSの感想・評価

3.7
ロケ地、、、でも下手に気負いすぎないの良い。
こういうのを天才と呼ぶ
れお

れおの感想・評価

4.0
二宮健が大学生の卒業制作に作った作品。
「今アマプラで見れるよ!!!!」

映像や美術のクオリティが高すぎる。かけてるお金が違いすぎる。自主映画のレベルではない。編集が荒いところがたまにあるけど、スワロウテイル感のある世界観を完璧に作りこんでいるのは本当にすごい。ファーストカットから性癖に突き刺さりまくった。タバコをチャッカマンで付けてるとことか、相変わらずクラブシーンは最高に良い。色彩が蜷川実花ほど派手じゃなくて彩度抑え目の鮮やかさが最高に好きです。
チワワちゃんの片鱗が既に見えているけど、やはり彼の音楽や絵のセンスは奇才だと思う。
ken

kenの感想・評価

1.3
いきがってもヤクザには手出しちゃダメという映画。(2019-99-5-8)
二宮健監督の天才的な音楽センスと演出力は既に健在で、この頃学生だったとは思えない完成度。大学の卒業制作でここまでのモノを作れるのが凄い。格好つけすぎなストーリーも自分好み。
Marika

Marikaの感想・評価

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いいなと思うシーンがいくつか。全体的に稚拙でも、可能性と魅力がある作品!
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