たぴおかちなみ

青い山脈のたぴおかちなみのレビュー・感想・評価

青い山脈(1949年製作の映画)
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封建的な考えに縛られる田舎町を変えるため、奮闘する女性教師のはなし。

異性と隣で歩いてるだけでこんなぎゃーぎゃー面倒くさいことになる時代があったんだなと思うと同時に

この女性教師が大学を卒業した才女で、戦後の日本を象徴するかのような自由で解放的な思想を持つ女性として描かれてるのに、程度の差があれ今と現状変わらないところがあって考えさせられた。(男が女は馬鹿な方がいいと言うシーンとか)

ほかにも、「これからの時代」の「民主化」にものすごい期待を寄せるセリフとか、戦後間もない頃に生きた人たちがどのような気持ちで、この時代を生きていたのか垣間見ることができた気がする。

そして、その「これからの時代」であるいまを見てどう思うのかな〜と思ってしまった。

吉永小百合のバージョンも見たい。