青い山脈の作品情報・感想・評価

「青い山脈」に投稿された感想・評価

封建的な田舎の町での出来事、女学校に通う杉葉子は高等学校の学生池部良と親しくなる
それを知ったクラスメートたちは偽手紙を弄して杉葉子をおびき出し、からかい懲らしめてやろうとするのだが、それを察知した杉葉子は担任の原節子に相談
相談を受けた原節子はクラスで首謀者たちを糾弾するのだが、猛烈な反発を食らう
自分は正しいと一歩も引かない原節子、首謀者たちのほうも頑なになり、次第に学校全体、さらには保護者、街の有力者をも巻き込む大事になっていく、、、

なんとなく予想では原節子と池部良の青春恋愛ものな気がしてたから、見てみると意外なお話

内容は現代の考えから見ると凄いなーって、、、くだらないと言うのか、そんなことで騒いでるの?って

クラスの女学生たちのヒステリックさが凄い、母校を愛する純粋な熱情なんて言葉も凄いけど、ハンカチを嚙み切らんばかりに悔しがり泣き喚き、杉葉子に退学を要求したり、自分たちが退学すると言いだしたり、、、やれやれです

原節子としては杉葉子にやましいことはないのだからとかばい、様々な苦難を乗り越えて戦い抜く決意なんですが
もし負けたら一緒に東京へ行こうか?みたいな展開とこの時のセリフが面白い

「あなた背が高くて綺麗だという以外に取り柄はなさそうだから、、、ダンサーでもするかな?」

どんな先生だよww 褒めてるのかけなしてるのか、なかなか凄いこと言います

個人的には見所多くて楽しめた映画なんですが、マイナス点としては明らかに続く!っていう半端で気になる終わりな点
続青い山脈ってあるのは知ってたけど、これじゃ前後篇みたいな感じじゃん
この作りで続編だけ見ても理解できるのかな?とか気になったり
見始めちゃった以上続編も見なきゃってなっちゃった、、、

この作品を見た目的と注目点では若山セツ子の女学生!
原節子の側につく、杉葉子の後輩で一年生の役なんですが
あの丸い黒縁眼鏡とおさげ姿のインパクト!そして明るくかわいらしいこと!
前から思ってたけど東村アキコのヒロインに似合いそう
特に海月姫なんかまさにこんな感じかと
特に出番は多くないんだけど、印象度は高くもっと見ていたいくらいかわいい!
Taul

Taulの感想・評価

3.0
『青い山脈』『續青い山脈』(1949)VODで初鑑賞。戦後4年、キネ旬2位、歌も大ヒット。当時求められた明るい未来を謳い民主主義を啓蒙する青春映画だが、旧来の社会への批判がとても強い。女性の生きづらさ、閉鎖的権力、不寛容さ、デマからの炎上と、今も通じる点が多くそれが驚きで怖いくらいだった。
原節子さん、いつも以上にきれい。自分の意見を持っている役柄なのがよいと思った。
「映画で愉しむ 石坂洋次郎の世界」@神保町シアター
SHU

SHUの感想・評価

3.6
聞いたことのあった作品が「続」と合わせて神保町シアターでやっていたので。

原節子さん綺麗だな〜。
銀幕のスターだぁ〜。

「封建」!
戦中、戦後の感じを批判してたのかな?
面白かった!
歌のイメージから爽やか青春モノだと思ってたら、意外と人間関係ドロドロでした。
AnriKimura

AnriKimuraの感想・評価

3.5
はー?池部良が若さと爽やかさに溢れとるんだけど!
男と2人で仲よさそうに歩いてるだけで学校の名誉が!!って学校問題になる時代…
今井正監督作品の『青い山脈』+『続・青い山脈』の二部作を一気に鑑賞した。

石坂洋次郎の有名な原作であるものの、未読だったので、内容はこの映画を観てはじめて知った。

オーソドックスな古典的な青春映画であった。

前編は、女性教師の原節子が恋愛の自由さを女生徒たちの前で論じたことから起こる波紋を描く。

後編は、女性教師(原節子)が正しいか、生徒たちの姿勢が正しいかの審議が中心に描かれる。

原節子が綺麗であった。
吉永小百合のリメイク版よりこちらの方が面白かった。うろ覚えだけど、前・後編で尺が長い分、リメイク版にはなかったようなシーンがあった気がする。
原節子がめっちゃくちゃ美人。戦後すぐにこんな西洋的な美人が出てきたのって何気に興味深い。言い方はキツいけど良い先生なんだと思う。
新子さんはちょっと嫉妬されても仕方ないとこあるよなぁ、こまっしゃくれてるというか何というか。当時の倫理観ならなおのこと異端児。女学校5年生ということは大体16~17才か。
この時代は自己紹介で身長・体重言わないといけないの…?それとも自分に自信があるとかかな。
otom

otomの感想・評価

3.9
前後通して再鑑賞。学園ものでありがちな陰険さとあやふやな民主主義が露呈する作品ではあるものの、ひたすら健全。そしてきちんと東宝娯楽映画。善人原節子は清楚風より『白痴』の悪女風の方がやっぱり好きだ。主題歌と共に良作。
まゆ

まゆの感想・評価

3.0
大昔に読んだ遠藤周作の小説に登場する女の子がこの映画の若山セツ子さんの話をしていたのを覚えていたので見てみました。まさかの前編とは…。後編もテレビでやっていただきたかった…わざわざ借りてまでは見ないなあ。この時代に生まれたかったなあとか思うこともあったのですがこの時代はこの時代で面倒臭そうですね…女のいやらしさは今と変わらずな感じで。怖い怖い。でも爽やかなプラトニックな男女交際は羨ましいなあ。笑