テンポが良くて軽快ながらも友情、恋愛、家族愛、進学の悩みなどが等身大で盛り込まれていて密度が濃く感じた。
特にクリスティンと母の関係については共感できるポイントがうまく抑えられて描写されていて、どちらにも感情移入できる。ティーンの時と母になった時で感じ方が変わりそう。なかなか愛情が伝わらない、伝えられないもどかしさがリアルだった。
こういう青春映画の主人公ってみんな快活なイメージがある、クリスティンみたいに感情を外でも爆発させたり行動に瞬時に結びつけたりできるのが羨ましくも感じた。ああいう風に、自分の感情や自分が思う"最高"に素直に生きている姿は清々しい。
ただのクズ男的ポジションでちょろっと出てきたティモシー・シャラメさすがの存在感。call me by your nameとのギャップよ…沼
