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レディ・バードのfleurのレビュー・感想・評価

レディ・バード(2017年製作の映画)
5.0
片田舎のカトリック系の高校から都会の大学を夢見る少女。わかりすぎて同じすぎてちょっぴり苦しくなった。お祈りの時間、口うるさい(けど優しくてわたしをちゃんと見てくれる)シスター、隠れてする悪戯、持ち物でなんとなくわかるおうちの差、好きだけど嫌いなママ。なにもかもわかるからなんだか泣きたくなった。ここではないどこかへ行きたくて夢想ばかりして、それはいまでも変わらないけど、都会に出るようになっても結局わたしはあの時の私のままだったけれど、それすらすべて愛おしい映画。サクラメントを旅立つ朝、クリスティンがお母さんに書いた手紙が大好きです。
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