かなり個人的レビュー
ヴァージンスーサイズにクロエセヴィニー
supremeに始まるスケートカルチャーにラブリーなOliveを読みふける
いつだってわたしのあこがれは90年代後期にあった
この頃に青春時代を送れなかったことをいまだに悲しく思ったりもする
だけど今日、ひっくり返った
グレタガーウィグ、なんて素晴らしいの!あなたの作品がある世界に20代を送れて、なんか救われた
母親って最も身近なのに最もわからない女友だちのような存在だよね
近すぎて、どう頼っていいのかわからないのときがある
愛情をたっぷり受けてるのもわかるんだけど、でもなぜか否定されるとまるで自分の全てを否定されたような気になってしまう
中途半端な田舎町
わたしには絶対あってない
母との衝突のたびにその想いは強くなっていく
東海岸へのあこがれというよりも、自分を抑えつけるすべてから逃れたい
一方でスクールカースト上位に君臨する女子に密かなあこがれをもってたり、とっても特別なロストバージンでうっとりしてたのに彼にはなんてことなかったんだってわかってひどく傷ついたり…
人間らしいレディーバードが愛おしい、嫌いになれるわけない
ボーイフレンドがいなくってもプロムで騒げる親友がいるのもとってもすてき
おんなじ温度感の親友って宝物だよね
(このあたりはゴーストワールドのイーニドとレベッカを彷彿とさせたな。結局イーニドは最後まで自分の世界を見つけられなかったけれど…)
途中から泣きっぱなしだった
感情移入もあったけど、グレタガーウィグに出会えたことのうれし泣きだったのかも
東京でて間もない頃、ラブホ街で迷いながらもたどり着いたユーロスペースでフランシス・ハを観たのはやっぱり必然だったんだ