2002年カルフォルニアの田舎町サクラメントに暮らす女の子のお話。
家族、好きな人や友人への接し方も未熟で、毎日気持ちが複雑に揺れ動いている描写がとてつもなくリアル。
邦画にありがちな、青空バックに制服着せて恋愛させているステレオタイプな青春映画はおっさんが作った嘘しかない。造られた展開や起承転結なんていらないから、もっと心の機微に触れるような作品が増えるといいな。
ラストの泣いてるお母さん、あんなに好きだったレディバードという名前をNYでは使わなかったこと、若気の至りを認めて感謝を伝えるシーン。グッときた。