2023/2/4
「奇想天外映画祭2023」で40周年記念4Kデジタル修復版を鑑賞。サイケデリックな映像と奇抜なファッション、マーガレットとジミーを一人二役で演じたアン・カーライルが印象的。中性的な魅力があり、今の時代に本作が作られたならティルダ・スウィントンが演じていそうな感じ。が、「奇想天外映画祭」に選出されるだけあって、ストーリーは荒唐無稽なとんでも映画。快楽をエネルギーとする宇宙人に体を乗っ取られ、ヘロインとセックスを繰り返すマーガレット。そして、相手が不審な死を遂げて彼女が困っていると、その意を汲んで死体を一瞬で消してくれる協力的な宇宙人。また、宇宙船がお皿サイズの小ささで、ペントハウス屋上の縁にちょこんと乗っかっているのが何だか可愛い。音楽も独特で、冒頭からわくわくする。
