つん

残酷で異常のつんのネタバレレビュー・内容・結末

残酷で異常(2014年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

もしかしたら、宗教を絡めたメタファーがあったのかも知れないけど、そこがわからなくても楽しめた。
序盤のとっつきにくさが難しいけど、なんとなく把握できてからは引き込まれる内容。
それにしたって、毒殺されるほど悪い旦那さんでもなかったと思うし、罰を受けるほど故意に殺してもなかったとは思う。
人の心理は勝手なもので、もしも生きてたら自ら毒殺してた人を、亡くなったことによって崇めるようなところがある。
そんな相手を深い愛で、自分を犠牲にして救おうとする主人公が悲しかった。
でも、生きて憎まれるより、死んで愛されることを選んだということか。
最後の満たされた表情からも、満足していることが伝わる。
自己満足だとしても、納得できればそれで良いのかも。
つん

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