シネクスー面白映画発掘人

残酷で異常のシネクスー面白映画発掘人のネタバレレビュー・内容・結末

残酷で異常(2014年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

カナダの劇場未公開映画。



何言ってもネタバレになる映画ってありますよね〜。
ってことで、先にどんな人にオススメかだけ言っておくと、

ちょっと新しいタイムリープものみたい人、
ある程度スッキリ結末がまとまった作品みたい人、
にオススメな作品。


個人的にはなかなか悪くない#映画発掘
#amazonprimevideo で近日より無料になってます〜
(未視聴の方は良ければスクショでも取っていただき、後程どーぞー)


タイトルはホラーっぽいけど、対して残酷でも異常でもなく、
もっと別のタイトルつけたほうがヒットしそうな感じw

恐らく、
残酷で異常な罪(米国憲法修正8条で禁止された処罰)
からとったのかなとも思うけど、
云うてもそれほどかな?
という感じのタイトル。

ただ設定は面白く、作品に惹きこむ力が強いので
飽きることなく入り込んでいけます。
しばらく経たないと世界観の設定はおろか、
ジャンルも定まらないストーリー展開が結構新鮮です。

いわゆる何度も妻の死を繰り返すタイムリープ作品で、
その回数を重ねる毎にエドガーの記憶が蘇り、
様々なことが明らかになっていくSFミステリ。

ジョジョもまどマギ、
バタフライエフェクトやハッピーデスデイなんかもそうですが、
タイムリープものはパラレルワールドが基本で、そこに逃げると
何でもありになってちょっとズルい側面もあると思うんですが、
本作は同じ世界観・一貫した時間軸で完結するところが斬新。

また最後が妻の本音を聞いて、納得して結末を選び、
次にまたつながってくところが妙にスッキリしていて
気持ち良い作品ですよね〜!