このレビューはネタバレを含みます
序盤のテレビ制作現場の臨場感はとても良かった。朝の生放送だけではないだろうけど、生放送の現場ってきっとあんな感じなんだろうな〜。こちらもせかせかしてしまう様な、前のめりになってしまうような感覚になった
犯人の動機や番組内で命についてのアンケートを取るところなどはリアリティは無い。最初からコメディ要素のある映画だと言っているにしても、少し無理があるんではと感じた。
最後にテレビ局の屋上や家に帰宅してからの夫婦のやりとりは、綺麗にまとめようとしすぎている感が少し否めなかった。ただ、バリケード越しに会話するのは微笑ましく、ほぼ事件や放送の緊張したライブの中にいた視聴者が最後にここで少しホッとできるような瞬間になっていて良かったと思う。