地球環境維持のため人間を"Downsize"する計画を進めていく人類。
Downsize治療を受けた人間が一生涯で出すゴミの量は20Lのゴミ袋が余裕で余る程。
そういった観点から、支払う税金も少なかったりと利点も大きい。飛行機なんかは毎回ファーストクラス。
約1.5mから約12cmの大きさになるには、義歯や銀歯など自身の細胞以外のものを全て体内から除く必要がある。身体全体の剃毛や浣腸などをしなくてはならない点なども含め設定が細かくて面白い。
そして、小さくなっても尚存在する格差にかなりショックを受ける。でもこれが現実なのかな…
人工世界に行くか行かないかは別として『愛しい土地を去らなくてはならないのは悲しい。でもその理由(環境問題)が1番悲しい。それでも私たち(人間)は生きていきたいのだ。私たち(人間)は素晴らしく美しいのだ』って台詞が凄く刺さった。
ラストも良かったなぁ〜