ボリビアガス内乱を招いた無能大統領は、なぜ大統領になれたのかという、アメリカ人選挙参謀たちの話。低い支持率を一気にひっくり返すサクセスストーリーに、こらは「正しい」ことなの?っていう揺らぎをうまく絡めてる。
ラマやコカといったストーリーのために必要な要素を、説明然としないで紹介できていて引っかかるところがなくて、知識レベルの問題で妨げがないのもいい。何より、南米を舞台にした話で、主人公たちの最後の決まり手となったのがナチス絡みというのは、なかなか楽しい。
サンドラ・ブロックのくたびれた演技もよかったなぁ