るるる

ソーセージ・パーティーのるるるのネタバレレビュー・内容・結末

ソーセージ・パーティー(2016年製作の映画)
3.2

このレビューはネタバレを含みます


トイストーリーから品と夢と輝きを取り除いた作品。
描写も食べ物たちサイドも人間サイドも少し過激、なんならもう食べ物たちの脳みそがあまりにも性に支配されすぎている。
男も女も関係ない!みんなでハッピーヤッピー!だ。

しかしそう思うと人間も食事という本能に抗えないまま生活していると思うと、彼ら食べ物たちのことを野蛮だなんて言う立場ではないのかもしれない。
実際食べ物たちに意思があれば彼らは人に食べられるために生きているわけではないだろうし、トイストーリーだって一歩違えばあんなふうに、、なる、、のか?

演出的には開店時の歌の2回目がとても好きだった。
物語の印象が変わってからのあの歌は、死への讃美歌のように響き渡り命をより濃い色に染めていくようだった。

しかし、下ネタが酷い。
品のある下ネタはまだいいがもうこの作品は品のかけらもない。
ラスト10分なんてもうフィーバータイムそのものだ。

物語の全体を通して思ってるほどだれている部分もなく比較的みやすいと思った。
が、見たところで何を得るのか、フードロスはやめよう、さもないと食べ物に命を奪われるぞ、と言う教訓なのか、、。
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