このレビューはネタバレを含みます
いやーーーびっくり。
ぜんぜん期待してなかったゾンビ映画。
ゾンビといえばやっぱ数の暴力が最高、そう思ってる人にピッタリ。
最初はよくわからない作りだと思ったら世紀末の放送中ドキュメンタリー番組風。
なるほど、人口が減って提供がこうなるのかwとか怪しげな薬のコマーシャル、深夜のインフォマーシャルみたいなチープな体験話、見てるうちになかなか癖になってくる。
ただ字幕の弊害というか、英語のテロップがめちゃくちゃ多い上に日本語の字幕がのって画面文字だらけで情報が多い。
隊員の顔は軍曹と女の人しか覚えられなかった。
あと箱舟おじさん。この人は箱舟〜とか祈り〜とか話しはじめてくれないと認識し辛い。
あ、あとイキりまくりの隊服落書きマンも見分けやすかった気がする。
気をぬくといま死んだの誰だ!?ってなる。
ぼろぼろ死んでく。モブ隊員もいる?っぽくてちょっと混乱した。
いや、でも隊員とかストーリーとかはこのさいどうでもいい。
もうゾンビがバアアアアっと大量に、ほんとに大量に走ってくるシーンだけでいいから見て欲しい。
もうこの映画はこのシーンにすべて詰まってる。
冒頭とゾーンは暗いのとさすがに多すぎてCGがCGすぎてアレなんだけど、トラックのシーンはすごく良い。
もうほんとに怒涛のゾンビ。ゾンビ。ゾンビ。
雪崩かよ。
B級ありがちの人員不足かと思いきや大量ゾンビ。
少ないゾンビ、狭い場所でハラハラそわそわするタイプの映画もいいんだけど、この映画みたいな一匹目がバーーーン!と出てきた次の瞬間の怒涛のゾンビラッシュってほんと興奮する。感動する。
血が滾ってウオオオやっぱゾンビってこうじゃなきゃなーーー!?と拳を上げたくなります。
ゾンビリーダーの再殺が意外とあっさりだったのと、箱舟計画のあたりはちょっと頭の整理が追いつかなくてよく理解できなかった。
生き残りはリーダー殺した女の人だけ?
あそこから生き残れたのか??
箱舟?に映ってたのおんなじ女の人か???
軍曹とリポーターキッズの最期がだいぶエモい。
いやでもキッズって年齢じゃないか。
中年だよね?
軍曹が最後にリポーターを再殺したのだいぶエモい。
軍曹の姿は見えてなくて、銃声と割れるカメラ。
エモ〜〜〜〜!!!
リポーターが最後に映ったのは余計かなーとも思うんだけど、ゾンビにならなかったよーって映したかったのかな?
いやートラックのところほんと良かったな。
そういえば隔離された男の隊員はどうなったのかな。