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ザ・サンドのYSKのレビュー・感想・評価

ザ・サンド(2015年製作の映画)
3.2
パリピがおビーチで酒池肉林していたはずが、正体不明のニョロニョロさんたちに食われていたお話
冒頭のパーリーナイツではそこそこの人数が遊んでいたはずなのに、朝起きるとほぼみんな食われていなくなっていました…って、悲鳴をあげるヒマなく食われていくのはさすがに夜に弱すぎでは?
画面上では最初に死ぬことになるパイオツカイデーなお姉ちゃんもなぜか死にざまを映されることなく、口々に「oh,no…」と嘆かれるだけ

そんな、作品の8割がツッコミどころ、残りの2割が怪物でできているこの作品
死に方を頑張っているシーンもあるのでそこまで悪くもありません

そもそもパーリーナイツなシーンは手持ちカメラ風に撮影しかつ今後に向けてのフラグを撒いているし、朝目が覚めたらいわゆるカメラでと撮影方法を切り替えることで過去と現実を切り分けています
ドラム缶に突っ込まれているうえに顔にチンコを落書きされているデブな黒人兄ちゃんという癒しもあり、何よりクライマックスで生き残りを襲うために合体&巨大化した怪物の姿が最高

そして何より、女性陣はおっぱいを前面に押し出し、男連中は無残に切り刻まれるあたり、「へっ、わかってるじゃねーか」という清々しい気分です
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