いせもん

ルームのいせもんのレビュー・感想・評価

ルーム(2015年製作の映画)
4.5
陰鬱な「ルーム」の中を、子どもの視点と、母の視点を交差させながら浮かび上がる、「現実」。

外に出てからの、子どもと母の異なる変化。そこに説明ゼリフは一切無いにも関わらず、彼らの想いが映像や役者たちの懇親の演技によって、ひしひし伝わってくる。。。人間の強さと弱さが同時に描かれた、「ぬくもり」をもった作品でした。

前情報を全く入れずに観たのですが、それもまた良かったかも。2016年を代表する素晴らしい1本、という太鼓判を押しておきます!(おれが笑)
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