ルームのHarunaのレビュー・感想・評価

“ルーム”の、暗くて圧迫感のあるような映し方は観てるこっちまでなんだか息苦しかった。

最後、ルームにさよならを言うシーン良かった。
生まれた時からルームにいるジャックは部屋の植木や椅子に話しかけながら｢自分の世界｣にさよならを、17歳のとき突然誘拐されたジョイは部屋を見つめながら｢7年間の歳月｣にさよならを言っている気がして同じ監禁でも、同じさよならでも全然違うように感じた。
ジョイは時間、ジャックは空間。

ジャックがトラックで初めて空を観たときがなんとも言えない気持ちになった！