おてもと

マダム・フローレンス! 夢見るふたりのおてもとのレビュー・感想・評価

4.0
嫁と二人でBluelay版を鑑賞。

ストーリーはざっとこんな感じ(コピペ)
「世界が憧れる音楽の殿堂“カーネギーホール”で、いまなお“伝説”として語り継がれる一夜がある。1944年、フローレンス・フォスター・ジェンキンスの公演回だ。N.Y.社交界のトップ、マダム・フローレンスの尽きない愛と財産は、夫のシンクレアと音楽に捧げられていた。ソプラノ歌手になる夢を追い続けるフローレンスだが、自分の歌唱力に致命的な欠陥があることに彼女自身は気づいていない。愛する妻に夢を見続けさせるため、夫のシンクレアはマスコミを買収し、信奉者だけを集めた小さなリサイタルを開催するなど、忙しく献身的に立ち回っていた。しかし、ある日、フローレンスがカーネギーホールで歌うと言い出し…。」

この映画に乗れなかったり反感を持つとすれば、
①献身的な夫ではあるが、資産家の妻が梅毒を患っているため性生活がなく、他所に若い嫁がいる(家賃は妻持ち)結局金目当ての結婚?
②金にモノを言わせて下手くそな独りよがりのコンサートを続けて、挙句の果てにカーネギーで上演なんぞ音楽に対する愚弄。

こんな所だと思うのですが、②については財を持つ者が全てを駆使してやりたい事を実現するのは嫌いじゃないし、①については劇中での献身的な行動を見る限り愛情以外の何物でもないと感じました。
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