マダム・フローレンス! 夢見るふたりの作品情報・感想・評価

マダム・フローレンス! 夢見るふたり2016年製作の映画)

Florence Foster Jenkins

上映日:2016年12月01日

製作国:

上映時間:111分

3.4

あらすじ

「マダム・フローレンス! 夢見るふたり」に投稿された感想・評価

hiroki

hirokiの感想・評価

3.1
偉大なるマルグリットのリメイクかと思ったらこっちの方が実話に基づいた映画化なのか。音痴なオペラ歌手がなぜか人気者になってカーネギーホールで歌うことに。アメリカ人のキャンプ趣味が全開。レベッカ・ファーガソンがグレイテスト・ショーマンと同じく日陰者の愛人役。いつのまにか居なくなってしまうけど。しかしRKOミュージカルの様な演出は悪くない。ヒュー・グラントのダンスもあるし
独り言

独り言の感想・評価

2.5

このレビューはネタバレを含みます

日本版ポスターでBBTのハワードウォロウィッツがちっさくされたことで知った作品。

中身は落語の寝床みたいな話で、夫の優しい嘘に包まれた音痴の有閑マダムが煽てられて大舞台を踏むという話。

マダムが歳いってるけど少女の様。朝丘雪路。
無名のピアニストが来てケミカルが起きてのサクセス話なのかとおもいきや。

メリル・ストリープのマダムが純真すぎて、音痴を笑うどころかしんみりしてしまい、カーネギーホールでのシーンは正直辛すぎたし、マダムが事実を知るシーンでは、そのまま知らない方が良かったのでは…と思ってたら、まさかまさかの実話とは。(エンドロールまで全く知らなかった)
あの舞台は本当にあれでマダムにとって良かったのか?というもやついた余韻が吹っ飛び、いきなりハッピーな気持ちになった。

実在するとおもうと、かなりロックな人だなぁマダム!
心意気だけで音楽と添い遂げた最高な人物…。多分本当に彼女の歌で元気になった人はいたと思う。

この物語で旦那の愛人だけは色々な意味で当て馬すぎて可哀想だった。(M:Iのイルサ)
最初から旦那さんは妻大事なの見え切ってたしなぁ。
あとハワードは…ハワードがなりきってる様に見えたな、ドラマで当たり役を長期やるって本当諸刃の剣。
えー。実話なんですか〜?

晩年にこんなに周りに気を遣ってもらえるなんて、本当に幸せな人だと思った(笑)

でも、彼女の心が少女みたいで、守ってあげたくなる感じ・・ちょっとわかるなー。
お金があっただけでは、これほど愛されませんよ。

それにしてもメリル・ストリープの吹き替え(笑)定着してますけど、私はどうしても違和感があります。個人的な好みの問題でしょうが・・・
tonu

tonuの感想・評価

3.3
Blu-ray(4Kコンバート),DTS-HD MA5.1chで見ました。

画質は若干甘目につくってあり、音質は良い方だと思います。

実話の映画化です。
何と言っていいか・・・予備知識なしで見始めると、まず、マダム・フローレンスって何者?周りの人は何?って所からだんだん背景がわかってくる感じですね。
状況の説明をするとネタバレになっちゃいます。

構成としては、舞台でもそのままできるような感じですね。

金持ちの裸の王様と言う所から入って、だんだん背景が見えてきて・・・最後はなかなか良かったです。

メリル・ストリープ、ヒュー・グラント、サイモン・ヘルバーグの3人がはまり役かつ名演です。
manami

manamiの感想・評価

-
「余命いくばくもない愛する人の夢を叶えようと奮闘する」っていう設定、安定の涙誘いっぷり。
メリルストリープが愛くるしいこと。チャーミングの極み乙女。友人達がシンクレアの嘘に付き合い、マダムフローレンスの歌声へ温かい拍手を贈ることに、何の無理も感じさせない。そしてバニー最期の歌声は、愛の遺言ですね。
音楽に造詣が深くても、音痴な人はそりゃいるよね。スポーツでも名選手と優れた指導者はイコールではないし、その他の分野でも同じこと。
それにしてもこれが実話とは、人生は美しく残酷で、音楽は偉大だ。
yoyoko

yoyokoの感想・評価

2.5
不思議な夫婦愛、、
歌が、チャーミング。
ちょっと面白いんだけど、聴いていても嫌じゃない音痴。
ある種の天才だと思った。
でもやっぱり、不思議な愛のかたちに
驚いてしまう。
メリル・ストリープがとにかくすごい
音をあえて外せる、そして、その再現率…!!

そして、歌は下手なんだけど目が離せないメリル・ストリープの演技…!本当に音楽を愛しているどこまでも真っ直ぐなマダム…
なんてこったメリル・ストリープすごいな!マダム・フローレンスを愛さずにはいられない。
彼女の深い愛情は、悪意に満ちた嘲笑さえ吹き飛ばしてしまうだろう。彼女が今でも愛されている理由がわかる気がする。

シンクレアが愛人を囲ってるのも、若干モヤっとはするけど、マダムが持病ゆえに彼にご遠慮いただいてたって話なら仕方ないと思えるし、彼がマダムのために手を尽くすのも、若かりし頃マダムが彼を酷評する記事を隠したりしたって話を聞いてなるほどと思った。きっと彼自身が一番そのつらさをわかっていたんだろう。

お金で解決することを疑問視する声があるけど、世の中にお金で買える愛があるせいで、お金がかかってる愛は全て偽物って思い込んでるせいじゃないかな。お金は悪で努力こそ正義、みたいな価値観は、この作品を楽しむためには忘れた方がいいと個人的には思う。
夫は妻想いの優しい男なのか?それとも偽善者なのか?これは美しい夫婦愛を描いている作品なのだろうか?

音痴マダムが暴走する。夫がマダムをバックアップする。オネエ系のピアニストを巻き込み共犯者に仕立てる。カーネギーホールを乗っ取り、笑いの渦に巻き込む。聴衆のハートを鷲掴みにする!はずがないっ!

これはメリル・ストリープではない。大舞台に立つその姿、風格、どう見ても小林幸子にしか見えない。ゴージャスかつ滑稽だ。コケ、コケ、コケ、コォーーーッ!カァーーーッ!

そうか、ニワトリだったのか…
皆、笑ってばかりいるけれど、マダムの魂の歌をマジメに聴け!お金が貰えるかもね?
主演の二人がとにかく素晴らしい。
夫婦の 深い愛情物語。
人間だから完璧じゃないけど、あんなに夫に愛されるのはうらやましい。
ヒューのエレガントな笑顔の余韻が観賞後しばらく残って幸せな気持ちになる。
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