このレビューはネタバレを含みます
なんの話?
ほんとに、なんの話?
心優しく
音楽に人生を捧げている
オンチなお金持ちの女性
マダムフローレンス
そんな妻を支える
かっこよくて
優しく
愛人持ちで、妻思いの夫
シンクレア
劇中にNYポストの記者が言うセリフが
本当にその通り。
「これほど独りよがりでお粗末なリサイタルは初めてだ。あなたは彼女をおだてて恥をかかせた。許しがたい、そして音楽への冒頭だ。」
シンクレアは愛人に去られて、
マダムフローレンスは独りよがりなリサイタルをやりきり、
ようやく自分の歌の評価を知り、
けれど嬉しそうに亡くなっていった。
実話はいいのだけれど
何故映画化する必要があったのか。
わからない。
本当になんの話ですか?
と、何回も言いたくなってしまった。
心優しくない私、ごめんなさい。