邦題に遊ばれた悲しき映画。
率直な感想としては「これはこれで…無しではない…かな…?」と言うような具合。身構えて観た割にはCGもわりとしっかりしてた。
ソーを題材にしちゃうとマーベルさんの偉大な作品と比べちゃうので、どうしても見劣りはしてしまうが、クリス・ヘムズワースやトム・ヒドルストンを一旦忘れて観てみたらもしかしたらもうちょっと楽しめるかも。
今作の特徴はロキもソーも容赦がない。結構一般人が死ぬ。そして映画の4分の3くらいまではソー自身もちょっとタフなお兄さんくらいの強さ。投げ技(特に背負投げ)が得意。
後半の一気に話を終わらせていく感がすさまじく、ソーが力を取り戻してこれから盛り上がるかってとこで終わっちゃう。まぁグダグダと続けられるよりかはマシかもやけど。
ただ、この映画はそこらの所謂「クソB級映画」と比べるとかなり見れる映画なので、気になる人は是非酒の肴にでもどうぞ。