ハグベア

トランボ ハリウッドに最も嫌われた男のハグベアのレビュー・感想・評価

3.0
ハリウッドの共産主義者狩りにより映画界を追放された脚本家の話。
トランボ自身はかなり熱心な共産主義運動家なんだけど話のメインは共産主義がどういうものかでは無く
トランボが追放され脚本を書くことで得ていた自分の考えや発言、人生と自由を奪われ、それに対しハリウッドとアメリカの赤狩りに戦う不屈の男の話になってる。
なので気になってるけど共産党の映画なんでしょ?周りから共産主義者と思われるのは嫌だと思ってる人でも見て欲しい。
トランボ自身が取り返そうとしている物はどの考えでも普遍的な物だと思う。

この映画を見た後にトランボが脚本した映画を観ると新しい発見があると思う。
パピヨン、ジョニーは戦場に行った、ローマの休日、スパルタカスがオススメ。
未DVD化の黒い牡牛が見てみたい。
ハグベア

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