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  • トランボ ハリウッドに最も嫌われた男の感想・評価

トランボ ハリウッドに最も嫌われた男(2015年製作の映画)

Trumbo

上映日:2016年07月22日

製作国:
  • アメリカ
  • / 上映時間:124分
    監督
    ジェイ・ローチ
    脚本
    ショーン・マクナマラ
    キャスト
    エル・ファニング
    ブライアン・クランストン
    ダイアン・レイン
    ヘレン・ミレン
    アラン・テュディック
    ジョン・グッドマン
    ルイス・C・K
    アドウェール・アキノエ=アグバエ
    マディソン・ウルフ
    あらすじ
    第二次世界大戦後、赤狩りが猛威をふるうアメリ力。その理不尽な弾圧はハリウッドにもおよび、売れっ子 脚本家トランボは議会での証言を拒んだという理由で投獄されてしまう。やがて出所し、最愛の家族のもとに戻るトランボだったが、すでにハリウッドでのキャリア を絶たれた彼には仕事がなかった。しかし友人にこっそり脚本を託した『口ーマの休日』に読き、偽名で書いた 別の作品でもアカデミー賞に輝いたトランボは、 再起への道をカ強く歩み出すのだったー。

    「トランボ ハリウッドに最も嫌われた男」に投稿された感想・評価

    トランボは、脚本家としての才能もあり、努力もできたから、弾圧に対し戦い続けることができたけど、トランボも言ってたように、弾圧によって失った人達が数多くいて、その人達はどうなったんだろう。
    記録用
    2017-64
    自由の国、アメリカ。
    共産主義者がここまでの報いを受けなければならなかったことは
    この映画で学んだ。
    最後にある、その後のストーリー。
    「ローマの休日」のクレジットを、
    今、改めてみたいと思った。
    才能溢れる稀代の脚本家、しかし共産主義という思想ゆえに映画界から爪弾きされた男、トランボ
    ローマの休日とかは知ってるけど、この人が偽名で脚本を書いた作品なんですねぇ、まだまだ知らないことがたくさんあります

    冷戦時代、アメリカとソ連が睨み合い、不穏な空気が溢れていた時代
    資本主義の国アメリカにとっては共産主義を掲げるというのは敵国の考えを持っているということで、犯罪と見なされる
    暗黒の時代だなぁ、自由の国といえどその国にそぐわない思想を持っているものなら犯罪者扱いされる
    素晴らしい脚本を書くが世間からは疎まれ、社会からは監視され、肩身の狭い生活を送って行く
    それでも同じ考えを持つものや家族を守るために闘い続けるトランボ
    信念を貫き、世間と闘うことができたのは、やはりその類稀なる才能と大事な人たちを守る気持ちが強かったからでしょうか

    決して辛気臭くならずに熱い展開があって非常に見応えがあった!
    今でこそ色んな表現が可能になってきたけど、こんな時代があったのだなぁ
    名作の映画が出来上がっていくその裏で、これほどの血が滲むような苦労があったのかと
    トランボが脚本を手掛けた映画を調べて見たいと思いました

    娘役のエル・ファニングがとても可愛かったです(笑)

    このレビューはネタバレを含みます

    目を惹くのは、人の色味
    当時の人がそのままいるかのように感じるメイクなのか髪型なのか。現代を感じさせない色味を感じた

    非米活動委員会の共産党主義者に対する追求の場面では、当時の映像が差し込まれており、現代に撮られた物も当時のように見せる技術は、不自然さが無く、当時のものかと見間違った。

    失礼ながら、トランボ役のブライアン・クランストンは知らなかったのだが、ハマり役もハマり役であったと思う。作品の魅力を引き出しており、演技に引き込まれました。

    ロシアとの対立の形はあるものの
    考え方が違うと言うだけで、弾圧や危険分子とレッテルを貼られると言うのは残念な事でならない
    対立、裏切り、弾圧、差別を受け、敵視と権力に屈せず、死に物狂いで戦ったダルトン・トランボの執念を感じた作品。
    映画としてはわからないが、善悪は個人の思想の好みによるので。無知な私はアメリカは自由に発言や表現か可能な国だと思ってたので、ブラックリストとかあって、こんな時代もあったんだと知り、その中で、信念を貫いたトランボに感動した。
    "書くだけが物書きじゃない、大事なことを発信するんだ。"

    共産主義者弾圧の時代を生きる、共産党員天才脚本家の実話。かの有名なローマの休日の脚本家は、実はゴーストライターだったのにはとてもビックリ。こうした時代だからこそ、血のにじむ苦労をしたんだけれどもまたこの赤狩りのおかげで名が売れたというのも皮肉な話ですね…そんな恐怖の時代を乗り越えた後のスピーチは感動…!

    キャストもまたマッチしていて、ブライアンクランストンがはまり役!一難去ってまた一難の偏屈ジジイ役は、ブレイキングバッドに近いものがありました…最高。
    「ローマの休日」などの脚本を執筆した売れっ子脚本家・トランボ。彼の波乱の人生を映画化した一本!

    トランボは共産主義者だったため弾圧を受け、ハリウッドのブラックリストにのってしまうのですが……この男、そんなに簡単に折れる男ではありません。彼は偽名で名作を執筆しまくります。アカデミー賞を受賞しても表彰台に立つのは別の人。それでも彼はありとあらゆる手を使い、作品を書き続け、自分を締め出そうとするハリウッドの体制と戦い続けます。
    その姿……めちゃくちゃ熱かったです!

    しかもこういう実話を基にした映画だとよくある「キャラが弱くて退屈」という現象が全くない!(笑)
    トランボはじめ登場人物の半分くらいが、現代の人がきいたら「おいおい、そんな煽り文句飛ばして大丈夫かよ」とツッコミたくなるような強力なキャラ。「ああいえばこういう」やつらのちょっとおしゃれでかなり無茶なやりとりが結構おもしろかったです。トランボの才能・努力・工夫を見せつける様々な仕事こなし描写もおもしろい。(家族総動員で仕事の処理したり)

    主人公に魅力があるからこそこの映画はとてもつらいし、最後のカタルシスも大きいです。もちろんこの映画の描かれ方は一面的かもしれません。ですが、やはり、映画としておもしろかったです。

    ちなみに一番笑ったのはB級映画会社の社長がブチギレるシーン。社長のキャラがめちゃおもしろいのでぜひ!(笑)
    「ローマの休日」や「パピヨン」などで知られる脚本家ダルトン・トランボの実録ドラマ。


    ハリウッドの歴史上最大の汚点である共産主義排斥運動「赤狩り」。
    その嵐が吹き荒れた1940年代末期。


    共産党員であるトランボは映画製作からの締め出しや、投獄などの不当な圧力を受けながら、
    それでも諦めることなく友人の名義や偽名を使って執筆を続けていく。

    という話。

    この映画観たあと、家にある「ローマの休日」のVHS(1988年発売)のパッケージ見てみたんですけど、確かにこっちにはダルトン・トランボの名前がクレジットされてないですね。


    でも最近のDVDの方にはちゃんと、ダルトン・トランボの名前書かれてました。

    すごいな、全然気付かなかった。
    身近なモノの中に、歴史的な事件の名残みたいな物を見付けて感慨深い気持ち。



    で、この作品、映画としてはシンプルにめっちゃ、面白い!

    辛気臭そう、ってあらすじ見て思ってたんですけど、全然そんなことなかった!



    ブライアン・クランストン演じるトランボは、脚本家なだけあって、セリフにいちいちエッジ利いてる。

    喋り方で「賢い人だ」って分かる喋り方をしていて、
    聞いてて気持ち良い。

    反発を受ければ受けるほど感覚が研ぎ澄まされストイックになっていく天性の才能。
    かっこよすぎ。


    ストーリー展開も、実話とは思えないほどドラマチックでエンタメ。


    悪役がとことんムカツクので、そいつをギャフンと言わせる過程にワクワクする。

    その悪役を見事に演じてくれてるのがヘレン・ミレン。
    ほんとにヘレン・ミレンごと嫌いになりそうな、まごうこと無きクソババア。


    そして、主人公の味方側の人達の魅力も半端ない。
    家族と協力して仕事を進めていく姿や、共産党員の脚本家仲間とのドラマに胸が熱くなる。


    特にジョン・グッドマンはヤバイ。
    いつも大体ヤバイけど、今回もヤバイ。

    ハリウッドから締め出されたトランボが生活費を稼ぐために潜り込んだB級映画プロダクションの社長役、これが超エエキャラ❗


    トランボを働かせている事がバレれば、会社の存続が危ないと知りながら「一流脚本家が安く使える!これはビジネスだ!」とうそぶきながら彼を匿う姿は男前。


    コソコソ嗅ぎ回りちんけな脅しを掛けてくるライターに、バット振り回して啖呵切って見せるシーンは本作最高のアガるシーン。
    ジョン・グッドマン×バットの組み合わせは最強である事を証明している。
    バット持ってて、こんな頼り甲斐あるのは、ランディ・バースか彼ぐらい。
    でも見た目は完全にベーブ・ルース。


    「記事に書きたきゃ好きに書け!ウチの客層は字が読めない!」
    は名セリフ。


    粋なセリフと絶妙なキャラクター達で作り上げる感動的なドラマ。
    エンドロールで流れる本人の肉声による言葉が、また泣かせる。

    この年の最高傑作のひとつ!
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